2級 学科試験 過去問と出題傾向/設備その他 1/建築施工管理

設備その他 1 過去問/2級 建築施工管理 学科試験 その1

設備その他

測量

2建築 学科  H30前-15  H27-15
測量機器
作業と主な使用機器
・距離測量 … 鋼巻尺、光波測距儀
・角測量 … セオドライト
・平板測量 … アリダード
・水準測量 … 箱尺、レベル
・地図などの平面図形計測装置 … プラニメーター

2建築 学科  R02-15
距離の補正
鋼製巻尺を用いる距離測定では、以下の距離補正を行う
・温度による補正
・尺定数による補正
・傾斜による補正
※湿度での補正は不要である

給排水設備

2建築 学科  H28-15  H25-15  H23-15
屋外排水設備 01
・遠心力鉄筋コンクリート管を管きょに使う場合、外圧管を用いる
・遠心力鉄筋コンクリート管の継手の止水にはゴム輪を用いる
・遠心力鉄筋コンクリート管のソケットは、上流に受口を向けて設置する
・砂付きの桝取付け短管は、硬質ポリ塩化ビニル管がコンクリート桝と接合する部分に用いる

2建築 学科  R01後-15  H29-15  H23-15
屋外排水設備 02
・地中埋設排水管の勾配は、1/100以上とする
・桝やマンホールは次の場所に設ける
  地中埋設排水管の長さが、その内径や内法幅120倍を超えない範囲内の場所
  地中埋設排水経路が合流する箇所
・地中埋設排水経路の桝には、汚水桝にはインバート、雨水桝には泥だめを設ける
・排水管を給水管に平行して埋設する場合の両配管のあきは、500 mm以上とする
・雨水用の排水桝とマンホールの底部には 150 mm 以上の深さの泥だめを設ける

2建築 学科  H30後-17  H28-17  H26-17  H24-17  H22-17
給排水設備の方式
・排水管内の空気を流通させて換気を行うために通気管を設ける
・排水トラップの破封を防止するために、通気管を排水系統に設ける
・水道直結直圧方式は、水道本管の水圧のまま建物各所へ給水する方法である
・水道直結直圧方式は、2階住宅の給水に使用できる
・水道直結直圧方式では、増圧給水装置は設けない
・ウォーターハンマーは、給水配管内の水流が急激に停止し衝撃が生じる現象である
・屋外排水設備の汚水ますには、底部に下面が半円形状のインバートを設ける
・飲料水用の給水タンク等の水抜き管は、間接排水とし一般排水系統へは直結しない
・給水タンクの容量は、使用時間や給水能力から1日の予想給水量をもとに決定する
・給水タンクは、周壁、タンク天井、底等の保守点検を外側からできるよう設ける
・中水道は、排水を回収し処理再生を行い、雑用水等に再利用するものである
・公共下水道の排水方式には、合流式と分流式とがある
・合流式は汚水と雨水を同一系統で排除し、分流式では別々の系統で排除する

設備その他 1 過去問/2級 建築施工管理 学科試験 その2

空調設備

2建築 学科  R02-17  R01後-17  H30前-17  H29-17  H27-17
空気調和設備の方式
・単一ダクト方式は、単一のダクトで主機械室の空気調和機から各室まで風を送る
・単一ダクト方式のCAV方式は、室内に吹き出す風量が一定である
・定風量単一ダクト方式は、一定の風量で送風をするシステムである
・定風量単一ダクト方式は、熱負荷特性の異なる部屋ごとの負荷変動に対応できない
・定風量単一ダクト方式は、オーディトリウムや劇場に適している
・変風量単一ダクト方式は、VAVユニットの開度を調整し、送風量を変化させる
・変風量単一ダクト方式は、送風量を変化させることで室温を制御する方式である
・二重ダクト方式では、暖房と冷房を同時に別々の部屋で行うことができる
・二重ダクト方式は、温風、冷風の2系統のダクトを設置するシステムである
・二重ダクト方式は、混合ボックスで温度を調節して室内に吹き出し室温を制御する
・ファンコイルユニット方式は、各ユニットで温度調節ができる
・ファンコイルユニットの加熱器や送風機は内蔵されている
・ファンコイルユニットの圧縮機は機械室等に設ける
・ファンコイルユニット方式は、熱源機器から冷・温水を供給し、冷・温風を吹き出す
・パッケージユニット方式は、配管、ダクト、機械室が省スペースですむ
・パッケージユニットは、送風機と熱源機が一体になった機器である
・パッケージユニット方式は、小さい部屋単位で独立して運転する場合に適している
・全熱交換器は、給気(外気)と排気(室内空気)の熱を交換する装置である

防災設備

2建築 学科  H30前-16
自動火災報知設備の感知器
・差動式分布型熱感知器は、温度上昇による空気管内の容器膨張で火災を感知する
・差動式分布型熱感知器は、温度変化が激しい厨房や湯沸室等の場所には適さない
・定温式スポット型熱感知器は、火災の熱で一局所が一定温度になることで作動する
・光電式スポット型煙感知器は、煙により一局所の光電素子受光量が変化し作動する
・吹抜けモール部分や天井が高い場合などに光電式分離型煙感知器は、適している

2建築 学科  R02-16  H29-16  H27-16
防災設備の種類
・避難口誘導灯は、避難口の上部等に設け、避難口の位置の明示を目的とする
・客席誘導灯は、劇場の客席に設け、避難上必要な床面照度の確保を主な目的とする
・通路誘導灯は、劇場の避難経路に設け、避難の方向の明示を主な目的とする
・傾斜路の通路誘導灯は、避難方向の確認と床面照度の確保とを主な目的とする
・自動火災報知設備は、熱や煙を感知し、火災発生時に自動的にベルを鳴らす
・非常用の照明装置は、火災時等に停電した場合に自動的に点灯する
・非常用の照明装置は、避難上必要な床面照度の確保を目的とする

構内舗装工事

2建築 学科  R01前-15  H30後-15  H26-15  H22-15
舗装工事
・路床土の設計CBR値が高いほどアスファルト舗装の表層から路盤までを薄くできる
・地盤が軟弱な場合を除き、路床は現地盤の土をそのまま十分に締め固める
・フィラーは、骨材の間隙を充填し、アスファルトと一体となる
・建築物のものより、コンクリート舗装に用いるコンクリートのスランプは小さい
・クラッシャランは、岩石を砕いたままの粒度調整をしていない砕石のことである
・アスファルト舗装は、温度変化と交通荷重に対してたわみ変形する
・路盤は、舗装路面に作用する荷重を分散させ、路床に伝える
・プライムコートは、アスファルトの下地路盤に散布する
・プライムコートは、水の浸透を防止し、路盤とアスファルトのなじみを良くする
・表層は、すべりにくい走行性を確保し、交通荷重による摩耗とせん断力に抵抗する

電気設備

2建築 学科  H30後-16
電気設備の用語 1
・キュービクルは、変圧器や遮断器などを接地した金属製の箱に収納したものである
・IP-PBXは、施設内のLANを利用して内線電話網を構築できる交換機である
・漏電遮断器は、電炉を遮断し地絡事故による感電を防止する
・配線用遮断器は、過負荷や屋内配線の短絡の際に、回路を遮断する装置である
・同軸ケーブルは、情報通信に使われ、CATVの配信などに用いられている

2建築 学科  H26-16  H22-16
電気設備の用語 2
電気設備と関連機器
・高圧受変電設備 … キュービクル
・幹線設備 … 動力ケーブル
・弱電設備 … 同軸ケーブル
・電話設備 … PBX
・照明設備 … コードペンダント

2建築 学科  R01後-16  H28-16
照明設備の特徴

・Hf蛍光ランプは、高効率、長寿命でちらつきが少ない
・Hf蛍光ランプは、事務所などの照明に用いられる
・水銀ランプは、屋外照明や高天井の室内照明に用いられる
・ハロゲン電球は、ハロゲンガスを利用した高輝度な電球である
・ハロゲン電球は、道路やトンネルの照明に用いられる
・メタルハライドランプは、スポーツ施設などで用いられて、演色性に優れている
・LEDは、高効率で、寿命が他の照明器具に比べ長く、省エネ対策として用いられる

建築設備の用語

2建築 学科  R01前-17  H25-17  H23-17
各種設備
各種設備の関連機器・用語
・電気設備 … バスダクト … 電気幹線を絶縁体で多い配線するダクト
・空気調和設備 … ダクト … 金属の筐体で空気を送排気するもの
・給水設備 … バキュームブレーカー … 外部空気を自動吸入し、真空による破壊を防止する
・排水設備 … 通気管 … 配管内に大気を流入させて、封水破壊防止するもの
・排水設備 … トラップ … 排水配管の一部に水をため、臭気などを防ぐもの
・ガス設備 … マイコンメーター … ガス遮断装置付きガスメーター
・給湯設備 … ヒートポンプ … 温度の低い所から高い所に移動させるポンプ

設備その他 1 出題傾向/2級 建築施工管理 学科試験

◎は、予想が的中したものです。

重点予想 R02 R01下期 R01上期 H30下期 H30上期 H29 H28 H27 H26 H25 H24 H23 H22
測量  
 測量機器
 距離の補正
給排水設備  
 屋外排水設備01
 屋外排水設備02
 給排水設備の方式
空調設備  
 空気調和設備の方式
防災設備  
 自動火災報知設備の感知器
 防災設備の種類
構内舗装工事  
 舗装工事
電気設備  
 配線用記号
 電気設備の用語1
 電気設備の用語2
 照明設備の特徴
建築設備の用語  
 各種設備
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