建築総合、建築鉄骨・鉄筋計算、建築基礎工

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べた基礎と布基礎では異なる建築基礎の計算について

建築基礎の計算で、べた基礎、布基礎の計算方法については、べた基礎は、鉛直荷重時に軸力の偏心を考慮して接地圧を計算します。 水平荷重時の接地圧、転倒、浮き上がりは考慮できませんが、BF1を用いることで、転倒、浮上がりの考慮はできるようになります。 布基礎は、支点軸力と基礎面積で接地圧を算定でき、転倒、浮上がりの考慮も可能です。いずれも最下層のみに適応することができます。

RC造の建築構造計算をソフトウェアで行う場合の算定特性です。 連スパン耐震壁の計算方法については、終局せん断耐力は、連なる壁を一枚の壁として計算し、 各スパンの壁のせん断剛 性の比により耐力を分配します。 せん断スパン比は、精算値と仮定値から選択できます。開口による耐力低減は、通常、全体の壁耐力に考慮されます。

フリーソフトで基礎の計算を行うなら最下階に耐圧版を入力するべし

住宅の基礎には、べた基礎と布基礎がありますが、べた基礎は、基礎の立上りだけでなく、底板全体が鉄筋コンクリートになっている基礎です。 布基礎とは、建物の外周や壁の下を這うように連続させた基礎です。 べた基礎、布基礎の設計計算については、水平荷重時の接地圧、転倒、浮き上がりは算定できません。 接地圧の計算には、負担面積で接地圧を計算する方法、 全体剛体として接地圧を計算する方法を選択します。

住宅で採用されるべた基礎は、建築物の直下全面を板状の鉄筋コンクリートにした基礎をいいます。 布基礎は、Tの字を逆にした断面形状の鉄筋コンクリートが、建物の壁の位置に、連続して設けられた基礎のことです。 建物のべた基礎、布基礎の計算をソフトウェアで行う場合には、最下階に耐圧版を入力することで、長期荷重時に考慮することができます。 最下階だけでなく、部分地下と考えても算定できます。