設備工事の積算、鋼材の積算の課題をあっさり解決する
工事費の積算と原価管理、鉄筋工の数量計算規定、鉄筋の質量について
工事費の積算と原価管理について。 設計変更があった場合、これに対する実行予算の変更と同時に、客先に対して変更による請負金額の 増減の手続きが必要になります。一般に、利益が減少したり赤字になる原因の多くは、この設計変更によって工事費が増えたにもかかわらず、その分の費用を請求しなかったことによる場合が多いです。
鉄筋工の数量計算規定は、河川、海岸、道路、水路、コンクリート橋梁、鋼橋床版の鉄筋構造物の 加工・組立、および、差筋、場所打杭の鉄筋かごの加工・組立に適用されます。鉄筋径は、D10(φ9)以上、D51(φ51)以下とします。鉄筋工の区分は、規格・仕様、材料規格、鉄筋径、 施工条件、構造物種別、施工規模、太径鉄筋の割合します。
鉄筋の質量は、その区分ごとに算出します。 規格・仕様区分において、場所打杭用かご筋に区分される場合は、施工条件区分、構造物種別は 算出する必要はありません。 鉄筋工の規格・仕様区分については、一般構造物は、構造物の鉄筋の加工・組立の基準を適用します。 また、場所打杭用かご筋は、場所打杭用鉄筋かごの加工・組立の基準に準じるものとします。 施工条件区分については、トンネル内の鉄筋組立作業がある場合は、その数量を区分して算出します。 なお、トンネル内に区分した場合は、構造物種別は算出する必要はありません。