下水道の構造計算、下水道の縦断計算・流量計算のワンポイント情報
下水道本管工事で一般的な開削工法と推進工法の決定的な違い
下水道工事の計算のフリーソフトには、下水道の流量計算、水理計算ソフト、下水道工事の工法選定、高耐荷力泥土圧方式、圧送排土推進工の積算、軽量鋼矢板、下水管流量表、水道口径サイズの計算、ケーシング立坑、下水道縦断図ソフト、実流速の排水計算、下水管の構造計算、下水道の出来形管理、下水道小口径推進、下水道工事管理図、下水道管底高、下水道数量計算書、下水道の土量計算、下水道の推進工法 などのフリーソフトがあります。
下水道本管工事の工法には、開削工法と、推進工法があります。 開削工法は、最も多く採用されている工法で、地面を掘削し下水道管やマンホールを埋設していきます。掘削深が4M程度までの施工ができます。また、次のような開削工法で施工できない場所では、推進工法が採用されます。交通量の多い道路、地下に多くの構造物が埋設している道路、地上からの掘削が困難な場所、鉄道や河川を横断する場所、下水道管きょの埋設位置が深い場所などでは、推進工法が採用されます。推進工法は、管路の起点と終点に立坑を掘り、その立坑間を推進機械で掘り進んで行きます。いろいろな種類の推進機械がありますが、土質や管路延長などにより、使用する推進機械が選定されます。
下水道工事の小口径管きょ推進工法、小口径管推進工法、推進工法について
鋼製さや管方式のボーリング方式は、先端に切削ビットを装着した鋼製管本体又は鋼製管内部のスクリュー付き内管を回転・掘削しながら推進装置により推進管を推進する工法で、一重ケーシング式と二重ケーシング式とがあります。一般に方向修正は困難ですが、土質の適用範囲は比較的広く、木杭やコンクリート等の障害物の切削も可能になります。
下水道工事の小口径管推進工法は、掘削、土砂搬出、圧入を、遠隔操作により行い、推進管を埋設するもので、小口径管にはA700以下が使用されます。 掘削方式、土砂搬出方法などにより多くの工法があるので、土質や管路長により適切なものを選定する必要があります。 推進用管きょは、推進力の伝達される方式の違いで、高耐荷力管きょと、低耐荷力管きょに分類されます。 小口径推進工法の掘削方式・排土方式には、 圧入方式、オーガ方式、泥水方式、泥土圧方式、空圧バランス方式、泥濃方式などの方式があります。
下水道工事の推進工法は、管路の起点と終点に立坑を掘り、その立坑間を推進機械で掘り進んで行きます。 いろいろな種類の推進機械がありますが、土質や管路延長などにより、使用する推進機械が選定されます。 小口径推進工法は、使用する推進管種により、高耐荷力方式、低耐荷力方式、鋼製さや管方式に分れられ、 さらに掘削、排土方式、下水道管の推進工程により分類されます。